皮膚科での背中ニキビの治療でニキビ跡は消える?

女性にとって、スキンケアは日常で欠かせないことの一つです。

どんなに顔かたちが美しく、スタイルが良かったとしても
肌がボロボロであればその美しさは半減してしまいます。

メディア上でもよく芸能人の肌の美しさや、逆に劣化の具合が
よく話題になりますが、それほど肌が美しいかどうかは
女性にとって重要なことだと言うことが出来るでしょう。

スキンケアと一口に言っても、多くの女性が顔のことを
思い浮かべるかと思いますが、顔以外のスキンケアも
怠ってはいけません。

冬になると特に全身が乾燥したりしますし、肌トラブルの
代表格であるニキビも体にも出来てしまうものです。

そうした体に出来るニキビで多いのが背中ニキビだと
思いますが、水着や結婚式などでおしゃれなドレスを
着ることもためらわれますので、絶対に出て来て欲しくない
肌トラブルの一つです。

けれど背中を直接自分で見ることは出来ませんし、
背中ニキビは痛くもかゆくも無いことが多いので、
出来てしまってもすぐに気付くことが出来るとは限りません。

ニキビ跡に有効な治療薬

そのため背中を見た時は既にニキビ跡が出来ていた
という場合もあるでしょう。

背中の肌がクレーター状になってしまっていたり、
ニキビ跡が色素沈着してシミのような見た目に
なってしまっていたとしたら、多くの女性が
途方に暮れるのではないでしょうか。

そのような場合は、迷わず皮膚科を受診することが肝要です。

元々背中は手が届きにくい場所であることに加えて
目立つ跡になっているとしたら、素人で何とか出来るものでは
ありません。

対処できない

レーザー治療やケミカルピーリング、イオン導入など、
その人の肌質やニキビ跡に対して最適な施術を
行って貰うことが出来ます。

皮膚科で適切な施術を行って貰うことで、悩んでいた跡も
気にならなくなっていくでしょう。

更に背中ニキビを作らないよう、ニキビ跡が残らないようにする
日常生活で行うことが出来る対策もアドバイスして貰えるはずです。

背中ニキビで困った時は、迷わず専門医の力を借りましょう。

背中にきびが腰にできる理由

背中にきびは一般的に乾燥肌が原因となって生じるにきびの種類であり、
肌の乾燥が影響して通常時よりも毛穴が狭く変化し、詰まりを起こしやすい
状態へと陥るのが発症メカニズムになります。

これらは体質や生活習慣に応じても個人差はありますが、腰付近まで
広がる可能性が想定され、日常生活で十分な保湿ケアを行うことが大切です。

特に腰付近は衣類の境目であり、着ている服によっては背中よりも
外的刺激が大きくなってしまうため、保湿力が落ちやすい点に
注意しなければなりません。

また、座っている姿勢の状態では汗をかきやすい場所に該当する理由から、
発汗に伴い雑菌の繁殖を促しやすいことも考慮しておく必要があります。

基本的な発生原因やメカニズムは背中にきびとそれほど変わらない
種類になっており、保湿及び肌のターンオーバーを改善できれば
自然と症状は治まっていく傾向を持ちます。

にきびの炎症が酷い人は、ジェルを始めとした保湿と同時に
刺激が抑えられる製品を選ぶのも選択肢の1つといえます。

背中にきびと粉瘤の違いとは

背中にきびはアクネ菌というにきびの原因の菌の増殖で起こります。
治療法はグリセリンカリ液という薬で軽くピーリングをした後に消毒薬を塗布します。

背中の場合は、一人では薬を塗りにくいので誰かの手助けが必要です。

皮膚科では面皰圧出という治療があり、よく行われる治療です。
金属のヘラのような器具を使用し、背中にきびの内容物を皮膚の外に出す方法です。
痛みを伴う方法ですが、にきびの治りが早まります。

粉瘤は古い皮膚が溜まっている状態なので、簡単には外に出てきません。

良性の腫瘤の一種なのでしばらく放置しておいても命に係わることはないのですが、
袋状になり大きくなって気になるようでしたら皮膚科で手術が必要です。

切除した袋状の粉瘤を割ると、白い粥状で臭いにおいの内容物が出てきます。

にきびは内容物を取り除けば良くなりますが、粉瘤は袋状の腫瘤を
取り除かなければ再発の可能性があります。

どちらも皮膚科や形成外科で診察、治療ができます。